「仕事帰りにスーパーに寄るのが日課」 「その日の気分で、食べたいものを買いたい」
そんな、都度買い派のあなたに朗報です。
都度買いは、工夫次第で食品ロスをなくし、衝動買いを抑え、むしろ家計に優しい買い物術になります。
この記事では、私が実践している「都度買いの3つのルール」を紹介します。これを読めば、都度買いのデメリットをなくし、メリットだけを最大限に享受できるようになりますよ!
都度買いが持つ3つのメリットを再確認
まずは、都度買いの素晴らしい点をおさらいしましょう。
1.いつでも「新鮮な」食材が手に入る
これは都度買いの最大のメリットです。 スーパーには毎日、その日に入荷した新鮮な食材が並んでいます。都度買いなら、旬の野菜や鮮度の高い魚など、本当に美味しいものをその都度選んで料理できます。
2.冷蔵庫がスッキリする
必要な分だけ買うので、冷蔵庫やパントリーがモノで溢れることがありません。ストック場所を確保する必要がないため、部屋を広々と使えます。
3.「今、本当に食べたいもの」が買える
「週末に買った食材が残っているから、本当は違うものが食べたいけど、仕方なく…」ということがありません。その日の体調や気分に合わせて、本当に食べたいものを選べるのは、心の満足度にも繋がります。
【実践編】都度買いで失敗しないための3つのルール
ここからは、都度買いを成功させるための具体的なルールを解説します。
ルール1:献立は「〇〇だけ」決めておく
買い物に行く前に、献立をすべて決める必要はありません。しかし、「メインのおかずだけ決めておく」ことで、余計なものを買わずに済みます。
【ルール適用の具体例】
- **「今日は肉じゃがにしよう」**と決める → 買い物リストは「牛肉」「じゃがいも」「にんじん」「玉ねぎ」で確定!
- **「魚が食べたいな」**とだけ決める → スーパーでその日に美味しそうな魚を探し、それに合う副菜だけ買う
こうすることで、お店で「あれもこれも」と手を出さなくなります。
ルール2:買い物カゴは「3分の1」だけ使う
都度買いの衝動買いは、買い物カゴを持った瞬間に始まります。
【実践方法】
- 小さなカゴやバスケットを使う
- そもそもカゴを使わず、両手で持てる分だけ買う
カゴの容量が小さければ、物理的にたくさんの商品を入れることができなくなります。「必要なものだけ」を厳選して買う習慣が身につきます。
ルール3:「空腹」では買い物に行かない
これは最も重要なルールかもしれません。 空腹時にスーパーに行くと、美味しそうに見えるものすべてが魅力的に感じてしまい、無駄なものまで買ってしまいます。
- 買い物に行く前に、おにぎりやパンを一口食べておく
- 夕食の準備前にスーパーに行くなら、事前に軽く間食しておく
たったこれだけで、衝動買いのリスクを大きく減らすことができます。
まとめ買いと組み合わせる「ハイブリッド都度買い」
都度買いは「なんでもかんでも」買う必要はありません。
「日用品」や「乾物」は、特売日にまとめて買う 「生鮮食品」や「消費期限が短いもの」は都度買いする
こうすることで、それぞれの買い物スタイルのいいとこ取りができます。このハイブリッドスタイルこそが、無理なく長く続けられる最強の買い物術なのです。
まとめ
都度買いは、「今日の食卓」を大切にする、丁寧な暮らしにぴったりの買い物スタイルです。
「衝動買いが多い」「なかなか節約できない」と感じているなら、今日から「献立はメインだけ」「買い物カゴは小さく」「空腹では行かない」の3つのルールを試してみてください。
きっと、あなたの買い物がもっと楽しく、そして賢く変わるはずです!